8月30日発売のNewsweek海外版にインタビューが載りました。
▲ Newsweek September 4, 2006
掲載されたのは「Japan Too, YouTube?」という記事。
取材されたといっても、掲載されたのは隅っこのほうにホンの一言二言なんですけど(笑)
で、記事を読んでみて。
YouTubeには、日本からたくさんの利用者が見に行っています。
その日本のテレビ局や識者は、YouTubeとその関連で起きていることをどう見ているのかを伺うことができます。功罪というのかしら。
すでに方々で言われるように、YouTubeは著作権の取り扱いやトラフィックの面で問題を含んでいます。
一方で、時間や場所に縛られない「視聴の自由」をもたらしてくれたことも事実です。注目するべきシーンをリアルタイムでは見逃していても、YouTubeで見つければ、その話題を共有することができます。そうした共有をベースに、あるいは媒介にして会話が成されることもあります。以前であれば「見た?」「見逃した」「あ、そう」で終わった波及が、もっと長い時間、広範囲に広がることができるようになったのです。
最近、TOKYO MXのBlogTVが、放送した番組アーカイブをYouTubeにアップロードすると発表したのも、時間や場所に縛られない視聴に注目したからでしょう。
もうひとつ。
自らが発信する立場から見ると、YouTubeのような動画投稿サイトができたお陰で、動画によるコミュニケーションは格段に楽になりました。現在は技術ハードルもすごく低くなり、人の目にも付きやすくなっています。
いまでこそ似たようなサイトが数え切れないほどありますが、そのきっかけとなって世の中に変化をもたらしたことは「功」であると思っています。
この記事はインターネット版もあります。 (渡辺さん、教えてくださってありがとうございます)
コメント