生放送で音声番組を配信できるサービスです。
らじろぐ
ネタフルさんで物凄く簡単に出来るらしいとエントリーが上がっていて、気になって観察にいってきました。
▼ネタフル 「らじろぐ」で未知との遭遇より。
Flashで作られたインターフェースで話し、そして聴く。実に簡単です。ポッドキャスティングもGarageBand 3で敷居が低くなったけど、「らじろぐ」はもっと敷居が低い。だから想像もしていない人たちが使っているんです。
それがティーンのみなさまです。夕方に聴いた時は、中2や高校生、さらには小学生の子もいました。なんだろう、みんなDJ願望が強いのかしら。
さらに驚くのは女子率の高さ。あっちも女子、こっちも女子。女子中学生の声なんて久しぶりに聴きましたよ。
これは、ユーザーが体験として面白いと感じてきているんじゃないか?と思え、とても気になります。
ポッドキャスティングを知ったときは、「技術として」面白いと思ったんです。
技術の向こうにある、「体験として」の面白さはなんだろう?それを探るのもまた面白いね。と思ったものでした。
でも、これって技術オタクの楽しみ方なんですよね。
そういう楽しみ方をする層と全く違うユーザー層が増えてきたというのは、兆しとして無視できない動きです。
実際にいくつか聞いてみたら、ラジオ番組風のポッドキャストみたいなのではなく、音声チャットに近いノリでした。
なにかこう「おもしろい番組にするには台本が重要だよね」とか「ランク上位をねらうには」という思想とは、目的が根本的に違うなと感じられます。
リアルタイムにコメントが付けられて、それにリアルタイムに答えて生放送に乗っけられちゃう。
その、つながってる感じが楽しい。
聞いて書き込んでる方も、おそらく喋ってるほうも、かなり体温のこもったやり取りをリアルタイムに出来るのが面白いんですね。
収録番組であるポッドキャスティングとは、根本的に違うと感じたのはこの部分です。
興味深いなあ。
というか、ちょっとやってみたいなあ。
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