テレビもHDレコーダーも、ブロードバンド接続できるまでもうすぐ、というところまで来ています。特にインフラ面では、もう家庭に入り込んでますから、受像機側がどうにかなれば、チャンネルをあわせればポンと見られる。
ていうかTVチューナーつきのPCなら、もうそういうことになってるんですが。
さて、家電業界のビッグプレーヤーが、デジタルテレビ向けポータルサービスの共同検討を開始してたんですね。
シャープ、ソニー、東芝、日立製作所、松下電器産業の5社は2月3日、ブロードバンド接続機能をもつデジタルテレビ向けのポータルサービスのあり方について、共同で検討することに合意したと発表した。(中略)現状では、サービスがデジタルテレビのメーカーや機種に依存するといった制約がある。(中略)映像配信や各種の関連事業者の幅広い参入が容易となるようなプラットフォーム機能を提供することを想定しているという。
コンテンツを集約する必要性は認識されたというレベル。
同じテーマに関わりのあるプレーヤーは、NECやMicrosoftのようなPC関係業界もあれば、ブロードバンドインフラの事業者やGyaOなどの配信業者、さらにテレビ放送局、番組制作者まで多岐にわたるが、いまのところ電気業界のビッグプレーヤーだけ。
なんとなく曇りを感じるのはここで、VHSかβかみたいな次元にならないことを祈ります。
あと、他業界をまたいでの話になったとき、利害の衝突がいっぱいあります。
どこがリードするのかでも、ガクガクなんじゃないかと。
とすると、最終的なユーザーレベルで便利で一番支持されたサービスがデファクトスタンダードになり、業界は侃々諤々のまま、なんとなくそれに合わせて収束する。
そんな展開になるのかな?
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