YouTubeがあちこちで話題に上るなか、似たサービスがあちこちで立ちあがっています。日本でもインフラを提供している事業者が手がけるとのこと。
一般消費者が撮影・編集した映像を共有できるインターネットサイト「ClipLife」(http://cliplife.jp/)を28日から試験運用すると発表した。ビデオカメラやデジタルカメラ、携帯電話などで撮影した映像をネットで共有し、ブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のページに張り付けることもできる。試験運用は2007年2月末までの予定で、様々な技術やビジネスモデルを取り入れていく。映像の投稿や閲覧は無料。
増えるのは別にかまわないんだけど、誕生してすぐに他のサービスと似たり寄ったりというのが辛そうです。他との明確な差、もっというとユーザーメリットの違いが分からないのは、あとで苦しそう。
「投稿して共有できる。外のブログやSNSに貼れる。」というのはどこも共通であって、それ以外の事業者が特長として打ち出しているのは、「オンライン上で動画データを編集できる(Eyespotまたは、Jumpcut)」とか「投稿作品に広告収入を支払う(Revver)」など。
そしてあっても良さそうなものは、「いろいろな投稿サービスに同時にアップロード」とか、「投稿サイトにアップロードすると、外部の任意のブログにビデオを掲載できる」というもの。こちらはストック型ではなく、流れに注目するタイプ。
たとえば携帯電話で写真をとり、それを自分のブログにメールで送ると、写真付きのエントリーとして公開される。テキストでのフォローもつけて記事が作る。いわば携帯電話一つで、撮影→執筆→パブリッシングが完結しているといえます。
一方ストック型のビデオ投稿サービスは、ケータイムービーを送れるところまではOKなのだが、そのビデオを発信するパブリッシングの段階で、PCのある環境での作業が必要になります。ここが歯がゆいところ。できれば切ってつなぐぐらいの編集ができて、外のブログに公開する。そんなトータルサービスがあっても良さそうです。
ストック型サービスは、ポータルサイト事業みたいなモデルを考えているのかな?
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