「音声ポッドキャスティングって、うらやましいなあ。」
最近、何かの会合があって、その後懇親会に出席すると、ポッドキャスティングの収録をしている場面に出くわすことが多くなってきました。
その内容は、酔っ払いの与太話じゃなくて、結構まじなネタやディスカッションになっていることが多いです。
モダシンさんや、いしたにさんや、コグレさんたちが収録・配信している姿は、じつに楽しそうです。
ところで、そうした様子をみていて、音声ポッドキャストをやってる姿をうらやましいなあと思うことがあるのです。
●うらやましいポイント
1・手軽に録れる。
2・機材が小さい。
3・何人か取り囲むように話す場でも、一つの録音デッキとマイク1本で済む。
4・取材対象や同席者のプライバシーを明かさないように、コントロールしやすい。
5・録音行為を受け入れてくれる場所が比較的多い。
比べているのは、ビデオポッドキャストです。
映像は、出来上がりはいいのだけれど、取材者側がカメラコントロールをすることが、とっても慌ただしい。そして、単調な回しっぱなしでは、見るときに飽きてしまうので、アングルのバリエーションを用意してやる必要があります。
これをやろうとすると、座りっぱなしの収録でも、カメラが2,3台いります。
まあ、これらは気合と工夫(ビデオとケータイムービーの二刀流)で何とか乗り切れますが、4と5が痛い。
ビデオは、いろいろなものを明らかにしすぎるのです。
あと、撮影お断りという場所や会合は非常に多い。
そんなモヤモヤがあって、「音声でポッドキャスティングやってる人たちはいいなあ。ウラヤマシス」と思っていました。
さて。
これまで指をくわえて羨ましがっていたわけですが、まさに今日、昼飯を食べているときに、ビデオポッドキャストの障壁をうまくクリアする方法を思いつきました。
基本的にトークショーの形式にし、指人形にしゃべらせます。
なんてことはないアイデアですが、メリットを上げるとこうなります。
・トークショーであれば、スタジオで原稿を読めばいいので、ネタを取材しに現場に入らなくても良くなります。
取材対象がカメラ立ち入り禁止であっても問題なし。
・ステージでおしゃべりするスタイルだと、カメラはある程度固定でいけます。
するとカメラ操作にそれほど気を遣わなくて良くなります。もちろんカメラ専門のスタッフもいらないです。
ちなみにステージセットは、紙芝居よろしく書き割りです。
・指人形にしゃべらせるなら、顔出しNGでも大丈夫です。
音声だけならば、エフェクトをかけて本人とわからなくしてしまうことができます。人形では、表情がなくて単調になりそうな部分は、「怒りメーク」や「泣きメーク」の表情シールをくっつけることで表現します。
唯一、機材が大きくなること以外、すべての弱点をクリアできます。ふっふっふ。
なんだか僕もやれそうな気がしてきました。この方向で何かやれるように、もうすこし詰めてみます。
もしも「ビデオ配信したいけど、撮影にハードルがあるよなあ。」と思っていた方は、このスタイルでやってみるのはいかがでしょう。
あ、一応この方法は、クリエイティブコモンズのこの条件のもとで、どんどんやってもらってOKです(笑
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