これまで家庭用のインフラがADSLや光へと高速化していきましたが、携帯電話での通信も高速化の兆しがはっきりしてきました。
実機の投入は4年後の平成二十二年以降になるそうです。
いっぽうで、無線LANアクセス環境は、その間に整備できるのかも気になります。
NTTドコモは二十三日、次世代携帯電話「第4世代」のデータ通信速度で、世界最速となる最大毎秒2・5ギガビットの屋外実験に成功したと発表した。現行の第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」の約六千五百十倍も速い“超高速通信”となる。
次世代携帯電話の国際規格が決まる平成二十二年以降をめどに世界最速の携帯電話を投入したい考えだ。
「毎秒2・5ギガ」すげー!
ネットのビデオコンテンツを落としても、ほとんどストレスフリーになるんじゃないでしょうか。
ところで、携帯電話で高速通信が可能となると、無線LANアクセス関連が気になります。
現在の無線LANのアクセスポイントは、スポットは少ない上に混むし、切れるし、利用前に別途契約が必要だし、頻繁に使わない人には割高だったり、データ量に応じた料金体系もあまりありません。
こうした環境の整備具合は、携帯電話のパケット通信のほうが数歩先をリードしています。
超高速通信携帯電話の実機投入は平成二十二年以降を目途としているので、この間に無線LANアクセス環境が、ポイント数・料金・契約形態の面で、どこまで利用しやすくなるかも注目です。
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